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2010/04/04

こころのゆとり


都内さくら開花宣言から1週間花冷えが続き、そして満開宣言日には強風(電車運行にも影響もでました)、そして週末はやっぱり寒い!今年のお花見散歩はタイミングが難しい~!


桜といえば上野公園、そしてその界隈に旧岩崎邸庭園があります。お花見シーズンの人ごみを避け、まだ数えるほどしか咲いていないときに上野散歩がてらに行ってきました。って2週間も前のことをいまさら書いています・・・(汗)

ボランティアの方によるガイドツアーに参加。やはり説明を聞きながらの見学は楽しいですね。へ~、ほぉ~がいっぱい。字面を読むより理解が早い(笑) 竜馬伝ヒットの影響でしょうか、かなりの人手でびっくり!

建築的知識はありませんが、洋館や古民家見物が大好き。なんかいいです。一歩足を踏み入れると当時にタイムスリップしたように空気感が違って、ゆったりと時を過ごせるようで。

この洋館が建ったのは弥太郎没約10年後なので、この館を見ることはなかったのですが、亡くなったのはこの地なんだそうです。洋館につながる和館のその先に弥太郎が暮らした屋敷が、昭和の高度経済成長期まで実存していましたが、当時の“新しいものを!”の風潮で取り壊されてしまったのだとか・・・ちょっぴり残念ですが、それでも、関東大震災、東京大空襲の難を逃れて、平成の今も当時の姿を残す建築物内部が公開されているってすごいなぁと思います。(屋敷の細部はこちら) 

お屋敷っていうのは富めるものの象徴の一つでもありますが、お金だけじゃないんですね、富めるものの努め、当然の行為として社会貢献もする姿勢が当時はあったそうで、今の拝金主義とは違うなぁと感じずにはいられません。(まあ、江戸末期から明治への流動のわずか20年ほどの間に築いた富の礎には、綺麗ごとだけではないものもあったのでしょうが・・・・)


大正の震災のときには庭園を開放して、多くの方が難をここで逃れたそうですし、また、昭和の大空襲のときには清澄庭園を開放し、そこでもまた多くの命がまもられたのだとか。
昔の日本にあって、今の日本が失ってしまったものは、“人としてのゆとり”なのかもしれません。たとえば江戸しぐさに見られるような、人と潤滑にやってゆく知恵だったり、人を思いやる心だったり。

洋館見学をしながら、そんな事を感じた春の一日でした。


現在はビルに囲まれて絶景の陰もありませんが、それでも洋館2階のベランダから眺める一面の芝の庭園は心地よいものです。そして、今は珍しい日本タンポポもこの庭園に群生するのだそうです。

またそのうちにこの界隈のお散歩にゆっくり行きたいなって思います。竜馬伝ブームが去るのをまってからかなぁ。

Photo


写真は門から洋館への道で群生していたお花。いやぁ、最近のコンデジってすごい!
ちゃんと後ろボケ写真が撮れちゃうんですもん。ちょっと前までは一眼じゃないとムリだったんだけどなぁ。


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コメント

お花見と旧岩崎邸とは、いいですね♪
私が旧岩崎邸に行ったのは、一昨年の夏・・・今となっては懐かしい。
(私、ブームの前に上手い具合に洋館を巡ってます、鳩山会館しかり)
あの時代の洋館は、日本と西洋の良さが見事に融合してますよね、新しくて懐かしい、的な。
「竜馬伝」の力は偉大ですね、流石NHK大河!?
何にせよ、色々なものに興味を持ったり、刺激を受けたりするのは良いことですよね。

投稿: Hiromi | 2010/04/08 22:57

sunHiromiさん

昨年の夏は時代先取りでしたね(笑)

明治~昭和初期の洋館ってなんともいえない味がありますよね。いまどきの洋風建築とはことなって、なにかとっても人間的なカンジがすると思うのは私だけでしょうか?

平成の世になって早22年。当時の洋館もどんどん年をとってゆく。国・地方に余裕がなくなって、古い文化財の保護できない!なんて時代になりませんように。

そうそう、いろんなものに興味をもって刺激を受けるのは楽しいだけでなく、脳活性化にもいいようです(笑)


投稿: バビオ | 2010/04/09 16:36

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